連合栃木が春闘の総決起集会 「みんなで賃上げ実現するぞ」と呼びかけながらデモ行進

 栃木県内企業の労働組合などで組織する連合栃木は17日、宇都宮市内で今年(2024年)の春闘の総決起集会を開きました。特に今年は、賃上げを強く求めてデモ行進を行いました。

 17日に宇都宮市のオリオンスクエアで開かれた総決起集会には、自動車や電器産業などの労働組合の組合員約1450人が参加しました。

 連合栃木は春闘に向け、賃金水準の底上げを図るベースアップと定期昇給を要求する目安を去年(2023年)に比べ1500円引き上げ、1万5000円以上とする方針を示しています。これは中小企業の賃上げ要求目標の取り組みを開始した1995年以降では最高になっています。

 集会では「デフレマインドを払拭し、去年以上の賃上げを継続していく」などとする集会アピールが採択されました。

 参加者はこの後「みんなで賃上げ実現するぞ」と呼びかけながら、会場からバンバ広場までの大通りをデモ行進しました。

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