中国・雄安総合保税区が輸出業務開始

中国・雄安総合保税区が輸出業務開始

雄安総合保税区。(資料写真、雄安=新華社記者/趙鴻宇)

 【新華社石家荘2月26日】15万個の圧電石英を積み込んだ1台の貨物トラックが24日、河北省雄安総合保税区から出発した。これは雄安総合保税区が行う最初の輸出業務であり、同保税区が常態的発展の段階に正式に入ったことを示している。

 総合保税区は開放レベルが高く、通関がスピーディーな税関の特殊監督管理区域である。雄安総合保税区は2023年6月25日に国務院の正式な承認を得て設立された。計画面積0.63平方キロで、2期に分けて建設される。第1期の計画面積は約0.42平方キロ。今年1月12日、雄安総合保税区(1期)は国の検収に無事合格し、この日にプレート除幕式が行われた。今月18日、同保税区の最初の進出企業が税関への届出登録を終えた。

 雄安総合保税区の最初の輸出業務となった貨物は北京首都空港に運ばれ、そこから日本に輸出されるという。

© 新華社