日本時間２月26日、ドジャースは大谷翔平のオープン戦初出場の日程を発表した。ドジャースの発表によると、大谷は日本時間２月28日に行われるホワイトソックスとのオープン戦に指名打者として出場する予定だという。今オフ、エンゼルスからＦＡとなってドジャースと10年７億ドルという巨額の契約を結んだ大谷だが、ドジャースのユニフォームを着て試合に出場するのはこれが初めて。昨年９月４日（日本時間）のアスレチックス戦で３打数ノーヒットに終わった時以来の実戦復帰ということになる。
大谷は春季キャンプ開始後、実戦形式の打撃練習に取り組みながら調整を進めている。日本時間２月26日にも実戦形式の打撃練習に参加し、右腕ジェシー・ハーンと対戦した。デーブ・ロバーツ監督は「彼は３打席に立ち、調子は良さそうだった。今日はショーヘイにとって良い日だったと思う」とコメント。シーズン開幕に向けて調整を進めていくなかで、次のステップがオープン戦出場となる。
エンゼルスで６シーズンを過ごした大谷にとって、今オフはドジャース移籍という大きな変化があった。ファンからも大きな注目を集めており、ドジャースの春季キャンプの観衆は例年の３倍近くに増加しているという。大谷は３月20～21日に韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズ２連戦の出場を目指しており、「間に合うと思う」と自信を見せている。今後はオープン戦に出場しながら、必要な打席数を消化していくことになるだろう。
ロバーツ監督は「韓国での開幕シリーズに大谷を出場させなければならないというプレッシャーを感じているか？」と尋ねられ、「彼がプレーすることで、シリーズや試合への注目度が高まるのは間違いないと思う」とコメント。「しかし、最も大切なのは彼の健康だ。彼の準備が整えば素晴らしいことだし、そうでない場合も我々は戦わなければならない」と語り、大谷の出場を断言することはしなかった。
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