首脳陣に変化のバイエルン、去就注目キミッヒとは「すでに何度か話し合っている」

契約満了が近づくジョシュア・キミッヒ[写真:Getty Images]

バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エバール氏がドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)との契約延長の可能性について語った。ドイツ『Sport1』が伝えた。

ビッグマッチを含む公式戦3連敗を受け、トーマス・トゥヘル監督との今シーズン限りでの別れを決断したバイエルン。2月24日のブンデスリーガ第23節RBライプツィヒ戦で連敗を止めたが、続く3月1日の第24節フライブルク戦では2-2のドローと苦しい状況が続く。

そのなかで去就が騒がれるのがキミッヒだ。関係のこじれが指摘されるトゥヘル監督は今季限りで去るが、今も移籍話が取り沙汰されており、今後の動向が注目どころに。バイエルンのスポーツ部門取締役に就任したばかりのエバール氏がフライブルク戦前にその件でコメントを残したようだ。

エバール氏は契約期間が残り1年となるキミッヒの将来について、現在進行形で交渉中だと語っている。

「彼の契約は2025年までで。私は今日が仕事始めだ。(スポーツ・ディレクターの)クリストフ(・フロイント氏)は彼とすでに何度か話し合っている。私も一緒に座って話をするつもりだ」

また、ここのところキミッヒが右サイドバックで起用されている点にも触れ、現状ではトゥヘル監督の意向が最優先という姿勢も見せた。

「彼はあらゆるポジションでプレーし、ゴールを決めたいと思っているが、現時点では右サイドバックで必要とされている。そして、監督が布陣に妥協を許さないことは明らかだ」

「夏には全く新しい体制と、全く異なるシステムが見られるだろう。そして、彼はFCバイエルン・ミュンヘンの可能な限りの成功も望んでいる」

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