殴る、たたく、けが負わす…横浜刑務所で受刑者同士のトラブル2件 傷害疑いで男性2人書類送検

横浜刑務所の看板(資料写真)

 横浜刑務所は6日、傷害の疑いで、40代の男性受刑者と50代の男性受刑者をそれぞれ横浜地検に書類送検した。

 書類送検容疑は、40代の男性受刑者は昨年6月1日、同刑務所(横浜市港南区)の工場で、一緒に作業していた男性受刑者の顔面を複数回殴り、唇を切るなど約1週間のけがを負わせたとし、50代の男性受刑者は昨年4月13日、同刑務所の共同室で、共同生活をしていた男性受刑者の左耳をたたき、鼓膜を破るなど約6日間のけがを負わせた、としている。

 同刑務所によると、40代の男性受刑者は容疑を認めているといい、50代の男性受刑者については認否を明らかにしていない。

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