きょう(木)は、太平洋側を中心に晴れ間の出る所が多くなりそうだ。日中の気温は関東から西で10℃以上となり、この時季としては低めだが、厳しい寒さは少し緩み、日差しにほっとできそうだ。ただ、夜遅くなると東海や関東では雨や雪の降り出す所がある見込み。
あす(金)は午前中を中心に、関東や東北の太平洋側では冷たい雨や雪が降る見込み。通勤通学の時間帯は東京も雪に変わり、東京23区など南部の平地でも積雪となる所がありそうだ。今後も最新の予報に注意したい。
太平洋側 日差しにぬくもり
低気圧が東の海上へ離れていき、日中は太平洋側を中心に晴れ間の出る所が多い見込み。
朝は雲が多い関東も日中は日差しが届くが、南の海上に発生する低気圧の影響で、夕方以降は再び雲が広がりやすくなり、夜遅くなると沿岸部を中心に雨や雪の降り出す所がありそうだ。
九州も上空の寒気の影響で、夜はにわか雨の所がある見込み。日本海側は雲の多い空模様で、北日本では午前中を中心に雪が降りやすく、北海道では局地的に雪の強まる所もありそうだ。
関東も厳しい寒さ和らぐ
日中の気温は関東から西できのう(水)より少し高く、10℃以上となる予想。東京も11℃と、日中の厳しい寒さは和らいで日差しにぬくもりを感じられそうだ。雪が多く積もった地域は、なだれに注意が必要となる。北陸や北日本は真冬のような寒さが続く見込み。
あすは関東で雨や雪に 南部の平地も積雪の可能性
あす(金)は、午前中を中心に関東や東北の太平洋側では雨や雪が降り、通勤通学の時間帯は東京都心なども雪の混じる所がありそうだ。関東や東北の山沿いを中心に降雪量が多くなる所もある見込み。南部の平地でも積雪となる所があり、東京23区もうっすらと積もる可能性がある。
予想より寒気や降水量が多くなると、降雪量も増える可能性があるため、最新の予報を確認したい。
午後はいったん天気が回復しても、上空の強い寒気の影響で不安定な天気となり、再び関東でも雨や雪の降る所がある見込み。西日本や日本海側も急な雨や落雷、突風に注意が必要だ。(気象予報士・及川藍)