ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督を他クラブが引き抜くには、多額の費用がかかる模様だ。
イギリスメディア『ミラー』は、ブライトンについて「才能ある指揮官や選手を引き抜かれることに慣れている」と指摘。指揮官だったグレアム・ポッター氏(2019~2022年まで在籍)やベルギー代表FWレアンドロ・トロサール(2019~2023年まで在籍)、エクアドル代表MFモイセス・カイセド(2021~2023年まで在籍)らの退団を経験してきたことを挙げた。
また、『ミラー』は「(他クラブから)正式なアプローチは受けていないものの、デ・ゼルビの契約解除には約1280万ポンド(約24億3000万円)もの費用がかかる」と、他クラブが同指揮官を招へいするには多額の費用が必要であることを強調している。
現在44歳のデ・ゼルビ監督は、2022年9月にブライトンの指揮官に就任。2026年6月までの4年契約を結んでいる。
高額な契約解除金で有望な若手指揮官をプロテクトしようと試みているブライトン。日本代表MF三笘薫と同様に他クラブからの関心が絶えないデ・ゼルビ監督だが、本人は「選手やクラブ、トニー・ブルーム会長、ポール・バーバー(最高経営責任者)、デイビッド・ウィアー(テクニカルディレクター)ら、ブライトンで働くすべての人たちと素晴らしい関係を築けている」とクラブ愛を語っている。