12日、泥塑展で展示された衫襦 （さんじゅ）と長衣をまとった東魏時代の侍女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
【新華社北京3月18日】中国北京市の中国工芸美術館（中国無形文化遺産館）でこのほど、天津市に伝わる写実的で色鮮やかな泥人形「泥人張」のスタイルの作品約160点を通じ、中国の服飾の変遷をたどる「華服・泥彩－中国歴代服飾泥塑（でいそ、泥人形）展」が始まった。
魏晋南北朝時代のゆったりした着物と広い帯、唐代に幅広く普及した北方・西方異民族の服装「胡服」、清代の満州貴族の衣装「旗装」などを着た泥塑作品を通じて、秦漢時代から中華民国期まで男女の服装がいかに変化してきたかを知ることができると同時に、伝統的な泥人形の美しさも味わうことができる。会期は5月12日まで。（記者/李卓璠）
12日、「華服・泥彩－中国歴代服飾泥塑展」の会場。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された秦代のよろいをまとった兵士と馬丁。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された魏晋時代のゆったりした長衣を着た隠者と召使い。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された文人の装いの曹植（そう・しょく）と侍従。曹植は後漢末期の武将の曹操（そう・そう）の第3子。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された東晋時代の幅広袖の上着を着た后妃と襦裙（じゅくん、短い上衣とはかまの日常着）姿の召使い。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された皇帝の黄色の衣装を身につけた唐の太宗・李世民（り・せいみん）。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された唐代初期の盛世の装いの李仙蕙（り・せんけい）と侍女。李仙蕙は唐の中宗・李顕の第7女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された胸元が開いた床丈の長衣を着た唐代の貴婦人と侍女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された袖口が狭く丈の長い胡服を身につけた唐代の侍女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された細い袖の上衣に床丈の長衣を身につけた唐代の楽妓（舞楽の芸人）。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された行脚僧姿の玄奘（三蔵法師）。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された膝丈の上着と長衣を身につけた宋代の貴族女性と侍女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された胡服姿で馬に乗って移動する蔡文姫（さい・ぶんき、後漢時代の女性詩人）と侍従ら。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された西夏王朝の貴族の男女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された金代の頭巾の一種「花額幌頭」と丸襟の上衣を身につけた男性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された明代の褙子（はいし、上衣）と長いスカート姿の妃と前合わせの長いスカートを着た侍女。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された普段着で囲碁を楽しむ清代の慈禧（じき）太后（西太后）。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示されたノースリーブの旗袍（チーパオ、チャイナドレス）を着た中華民国期の女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された中華民国期の長い中国服に短い上着を着た男性とツーピースを着た女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された魏晋時代の衣装を身にまとった女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された隋代の衣装を身にまとった女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された唐代の衣装を身にまとった女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された明代の衣装を身にまとった女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、泥塑展で展示された清代の衣装を身にまとった女性。（北京＝新華社記者/李卓璠）
12日、中国工芸美術館（中国無形文化遺産館）の外観。（北京＝新華社記者/李卓璠）
