第2ボタンはもう古い!?「イマドキ卒業式文化」 ティアラ、ハッシュタグなど“マストアイテム”続々

イマドキの卒業式文化 「ティアラ」はもはや常識!?

別れの季節のこの時期、学生や生徒の間では卒業式や卒業イベントが盛り上がりを見せます。かつて「第二ボタンを誰にもらうか・渡すか」で盛り上がった人も多いのではないでしょうか。定番の「第二ボタン」はもちろんのこと、今ではさまざまなアイテムが卒業を盛り上げる要素となっているようです。

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【写真】まさにイマドキ!卒業を迎える女子高生がこぞって使うハッシュタグ

【ティアラ】

卒業式のヘアアクセサリーとして女子を中心に必須アイテムとされています。ティアラと言えばドレスとの着用が王道ですが、制服や袴にティアラをあわせることで日常と非日常のギャップを楽しんでいるようです。また、恋人から花束をもらうことで、お姫様気分を楽しむ学生もいるようです。

【金箔・銀箔ヘア】

金や銀の箔を髪の毛に散らしたヘアアレンジがここ数年流行。特に大学生の”袴スタイル”に取り入れられています。シンプルな髪型に髪飾りとして、金箔・銀箔を飾ることで華やかな印象に。水引きなどのおめでたい和アイテムをプラスしている人も。

【#タイムリミット女子高生】

女子高生が高校生活の思い出をSNSに載せる際に使われるハッシュタグ。黒板アートや何気ない日常写真が投稿され、限りある時間の切ない雰囲気が「エモい」と話題になっています。また同様の「#青春フォトグラフ」のハッシュタグでは制服を投げて撮影された投稿も話題となっています。

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コロナ禍の影響もあり、ここ数年で「写真映え」がより意識されるようになった卒業関連のセレモニーやイベント。派手なものにするためリムジンを貸し切り、自ら卒業パーティーを開催する人たちもいるようです。年々煌びやかになる卒業文化、今後どのように進化していくのでしょうか。

(文=弘松メイ)

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