見かけても近づかないで! 長崎・川棚でサルの目撃情報相次ぐ 

民家で目撃されたサル=川棚町下組郷(目撃者提供)

 4月に入り、長崎県東彼川棚町内でサルの目撃情報が相次いでいる。町はサルに遭遇した場合は決して近づかず、その場を離れるよう住民に呼びかけている。
 町総務課によると、白石郷の後田川近くで2日、1匹が目撃されて以降、5日までに5件寄せられた。同日は中組郷の山道橋付近、上組郷の上組公民館近くでも目撃され、川棚署も一時出動。いずれも体長50センチ前後という。
 目撃情報の提供が相次ぎ、場所も範囲も広いことから、町は公式LINE(ライン)で注意喚起。担当者は「向かってくる恐れもあるので、(見かけたら)離れてほしい。えさになる生ごみなどは野外に放置しないで」としている。

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