今季の出場試合数がアリソンに並んだケレハー「残留の決断は正しかった」現在の充実感を語る

写真:今季の出場試合を“24”に伸ばしたケレハー

リヴァプールのアイルランド代表GKクイーヴィン・ケレハーは、過去移籍する可能性があった中、リヴァプールに残留した決断を正しいものと感じているようだ。地元メディア『Liverpool Echo』が伝えている。

リヴァプールのアカデミー出身のケレハーは、トップチームに昇格して以来、アリソン・ベッカーの控えとして第2GKを務めている。今季はアリソンのケガの影響により出場機会を掴んでおり、前節のシェフィールド・ユナイテッド戦で出場を果たしたことで、今季の出場試合数を「24」に伸ばし、アリソンと並んだ。

現在12試合連続で先発しているケレハーは「連続して出場していることは、僕にとって明らかに良いことだ」と語り、現在の状況は充実感に包まれているようで、以下のように続けた。

「リズムを掴むために僕はずっと努力し続けた。カラバオカップで優勝し、これからは他のトロフィーの獲得を目指している。僕は今を楽しんでいるよ。アリソンとコーチからのフィードバックはいつも肯定的で、いつも私のそばにいて、前向きに接してくれる」

現在25歳のケレハーは、出場機会を求めるため昨夏と今冬に移籍の可能性があった中、ユルゲン・クロップ監督からの助言で残留を決めたようで次のように話した。

「今シーズンは明らかに多くの試合に出場しており、残留の決断は正しかった。もちろん話し合いはあった。僕はできる限りプレーをしたかったからね。僕が置かれた状況を考えると、残留せざるを得ないのは明らかだった。アリソンがケガをしたのは残念だったが、その反面僕にとっては多くの試合に出場できるチャンスとなった」

現地時間4月7日、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッド戦を控えている。FAカップ準々決勝で敗れた相手との再戦をケレハーは次のように意気込んだ。

「(FAカップの試合は)勝てたはずだという気持ちだった。全体的なパフォーマンスには少し失望したので、今回はいい結果を出したい。試合をコントロールし、チャンスを掴む必要がある」

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