パナソニック 兒玉康成と伊藤友健の現役引退を発表

バレーボールのVリーグ、V1男子に所属するパナソニックパンサーズは、兒玉康成と伊藤友健が2023-24シーズンをもって引退することを4月12日(金)に発表した

兒玉は大学在学中の2016年に内定選手として加入しVリーグデビュー。機動力を生かした速さのある攻撃を武器に活躍し、2017/18V・プレミアリーグ、2018-19Vリーグの優勝に貢献するなど8シーズンにわたってチームを支えた。

伊藤は2021-22シーズンに加入した安定感のある守備が持ち味のリベロ。ケガなどもあり出場機会は限られたが、献身的なサポートでチームを支えた。今後はパナソニックパンサーズアカデミー事業のアンダーエイジカテゴリーにおけるチームスタッフとして活動する予定。

両選手にとって5月1日(水)からAsueアリーナ大阪で開催される第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が選手として最後の試合となる。

引退選手の詳細およびコメントは下記の通り。

兒玉康成(パナソニックパンサーズ)【写真:月刊バレーボール】

■兒玉康成(こだま・やすなり)

ミドルブロッカー/身長194cm/1994年7月24日生まれ/鹿児島県出身/鹿児島商高→筑波大

▼コメント

天皇杯、Vリーグ、黒鷲旗の三冠に始まり、Vリーグの2連覇と誰しもが見ることのできない景色を見ることができました。楽しくうれしい経験だけでなく大きなケガに苦しむ時期もありました。ですが、どの出来事も僕の人生にとって不可欠なものとなりました。この場所でバレーができたこと、バレーを通じてたくさんの人に巡り会えたこと、そして「頑張れ!」と応援してくれたすべての人たちに今は感謝の思いでいっぱいです。

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伊藤友健(パナソニックパンサーズ)【写真:月刊バレーボール】

■伊藤友健(いとう・ともたけ)

リベロ/身長176cm/1999年11月11日生まれ/長崎県出身/大村工高→筑波大

▼コメント

なかなか結果を出せず苦しい2年半でしたが、こんな僕にも応援してくれる人がいて、支えてくれるチームの方がいて、トップレベルのチームでバレーボールをさせていただきほんとうに皆さんへの感謝の思いがいっぱいです。これからは、僕の小さい頃からのもう一つの夢に向かってバレーボール人生を歩んでいきたいと思います。

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