アンフィールドで公式戦2連敗、クロップ監督が敗戦を振り返る「本当に最悪だった」

写真:アンフィールドで公式戦連敗となったクロップ監督

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は敗戦したクリスタルパレス戦を「本当に最悪だった」と語り、試合を振り返った。イギリス『TNT Sports』が伝えている。

現地時間4月14日、プレミアリーグ第33節リヴァプール vs クリスタルパレスの一戦が行われ、エベレチ・エゼの得点を守り抜いたクリスタルパレスが0-1で勝利した。

クロップ監督は前半14分に失点したシーンを「エリア内に完全フリーな選手がいる状態での失点はひどいものだった」と語り、以下のように試合展開を振り返った。

「(前半17分の)アンディー・ロバートソンのクリアは失点を防いだので、ゴールを決めたようなものだった。それ以降クリスタルパレスはチャンスを作れなかったし、我々の方がうまく試合をコントロールできた」

「後半はトレント(アレクサンダー=アーノルド)が出場したことで構造が変わり、相手に問題を引き起こし、大きなチャンスがあった。もしここで4-1で勝利できれば、違う景色を見られたかもしれないが、我々はできなかった」

同11日、リヴァプールはUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、ファーストレグのアタランタ戦で0-3と敗戦を喫した。クロップ監督はチームがその敗北を引きずっていたことを認め、いつも通りのパフォーマンスを発揮できなかったと考えている。

「これは二日酔いだったのだろう。良くないことだが、人間はそういうこともあるし、私たちのチームはお互いが孤立していた。最終ラインは深すぎたし、MFは実力を見せられず、そしてFWはプレスをしなかった。それがすべての真実だ」

クリスタルパレス戦での敗戦を受けて、3位に転落したリヴァプールは、これからまさに勝ち続けなければならない。ELでも準決勝進出のためには、少なくとも次の90分間で3点のリードが必要となる状況だ。クロップ監督が率いるチームのこれからの巻き返しに期待だ。

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