マンチェスター・ユナイテッドの選手の何人かの選手は、エリック・テン・ハフ監督が来シーズンも同クラブの指揮を執るか不透明な状況のため、自身の将来の決断を遅らせているという。『Manchester Evening News』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドは、FAカップ準々決勝でリヴァプールに勝利し、準決勝へ駒を進めたものの、その後のプレミアリーグの4試合で3分1敗と、1カ月間勝利から離れている。現在プレミアリーグでは勝ち点50の7位に位置しており、5位トッテナムに10ポイントの勝ち点差をつけられている。
来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得が厳しい状況となっており、テン・ハフ監督に対する風当たりが再び強まっている。
サー・ジム・ラトクリフ卿が会長を務める『INEOS』がマンチェスター・ユナイテッドの株式の一部を取得して以来、フットボール部門の改革に動いており、今夏の移籍市場では人員の入れ替えが予想されている。その中でベテラン選手の放出が噂されておりラファエル・ヴァランやカゼミーロの名前が挙がっている。
『Manchester Evening News』によると、マンチェスター・ユナイテッドの選手の中には、テン・ハフ監督の来シーズン以降の進退が決まってから、自身の将来を決める人もいるという。現在テン・ハフ監督の周囲ではさまざまな憶測が飛び交っているが、本人はマンチェスター・ユナイテッドでの将来について「何の疑いもない」と語っており、来シーズンも指揮を執る意向を示している。
しかし、選手の多くはチームがプレミアリーグで7位と低迷していることから、テン・ハフ監督が監督を続けることは難しいと考えているようだ。
