巨人の小林誠司捕手(34)が〝幻〟となった先制犠飛を淡々と受け止めた。
21日の広島戦(マツダ)で0―0の6回無死一、三塁で小林はコイ先発・大瀬良から先制の中犠飛を放った。
だがその直後に雨脚が強くなり試合が中断。そのまま降雨コールドとなり規定により5回終了時の0―0で引き分けとなった。
先制打が〝幻〟となった小林は「次、またチャンスがあれば頑張りたいと思います。何とかチームが勝てるように、また頑張ります」と切り替えていた。
この日、背番号22はリードでも先発・高橋礼を5回無失点に導いた。「いい投球をしてくれています。すごく球質もいい。バッターを見ながらしっかり投げ分けができている」と右腕をたたえた。