【F1】入賞が12位まで拡大の新ポイント制導入へ 2025年にも開始予定

角田裕毅に朗報か

F1が2025年から新ポイント制を導入し、入賞が現行の10位から12位に拡大される公算が高くなった。

オーストリア紙「スピードウィーク」などは、新ポイント制の導入へ向けて、国際自動車連盟(FIA)とF1、そして全チームの代表者による会議が開催されると報じた。

「F1は再びポイント配分の変更を検討している。数年前からF1戦略グループは、すべてのドライバーに対してチャンピオンシップポイントを(新たに)与えるべきかどうかという問題について議論した」とすでに水面下で関係者の意見を募っており、導入する準備が整ったとみられる。

変更の背景として「下位を争うドライバーにとって、9位と10位を争う決闘と同様に、決闘に身を投じることは魅力的なはずだ」と指摘。「下位チームの代表者らは現在、少なくとも12位までに世界選手権ポイントを与えることを提案している」と説明した。

新ポイント制で変更となるのは8位以下。8位→5、9位→4、10位→3、11位→2、12位→1となる。

「上位12位までのポイントについては、上海とマイアミでの大会の間に交渉される。早ければ2025年にも導入される可能性がある」と同紙は伝え、多数決により賛成多数で承認され次第、速やかに導入される見込みだ。

現在RBに所属する角田裕毅にとってはポイント獲得のチャンスが増えるだけに、さらに熱いバトルが展開されそうだ。

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