DeNA・東克樹VS巨人・戸郷翔征、早くも今季2度目のエース対決は白熱の投手戦必至

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開幕から4戦無敗の東

今日から横浜スタジアムで行われるDeNAと巨人の3連戦。予告先発は東克樹と戸郷翔征と発表。4月5日(東京ドーム)以来、早くも今季2度目のエース対決となった。

昨季最多勝と最高勝率の2冠に輝いた東は、今季ここまで4試合に先発して2勝0敗、防御率2.77。全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、今季も先発ローテの柱として安定した投球を見せている。

ただ、前回登板した19日のヤクルト戦(神宮)では、6回105球を投げて7安打3失点。4戦連続のQSは記録したが、6回にオスナに同点本塁打を浴びリードを守り切れず。エースとしてはややもの足りない投球内容だった。そこから中6日で今日の登板に臨む。

巨人戦には昨季8試合に先発して4勝3敗、防御率2.26の成績。3試合で無失点に抑えるなど巨人打線を封じていた。今季初対戦となった5日の登板でも、7回94球5安打1失点で戸郷に投げ勝ち、今季初勝利を挙げた。

ここまで4戦無敗と負けないピッチングを見せてはいるものの、昨季のような支配的な投球は影を潜めている。今日は目の覚めるような快投を披露し、再びエース対決をものにしたい。

前回敗戦の雪辱果たしたい戸郷

一方、巨人の先発は戸郷翔征。自身初の開幕投手を務めた今季は、ここまで4試合に先発して1勝1敗、防御率2.16をマーク。3試合でQSを記録するなど安定した投球を見せている。

前回登板した19日の広島戦(マツダスタジアム)では、7回106球を投げて4安打5奪三振無失点と好投を見せるも、打線の援護に恵まれず2勝目とはならなかった。そこから中6日で今日の登板を迎える。

DeNA戦は昨季7試合に先発して4勝3敗ながら防御率1.75、2完封を含め3試合で完投勝利を挙げるなど相性は悪くなかった。直近5日の対戦でも7回105球を投げて7安打を浴びながらも2失点にまとめ、HQS(7回以上自責点2以下)を達成。黒星を喫したが、先発としての役割は十分に果たしていた。

チームは現在9連戦中で、今日が4戦目。リリーフ陣の負担を減らすためにも1イニングでも長くマウンドに立ち続け、エースとしての矜持を示したい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・青柳晃洋-ヤクルト・小川泰弘(甲子園)



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