「トレタス」オープン初日、開店前から200人の行列 福井県福井市 旬の野菜や果物人気

新鮮な県産野菜や果物を求める人でにぎわう「トレタス」=4月26日、福井県福井市高柳2丁目

 JA県経済連の農畜産物販売拠点「トレタス」が4月26日、福井県福井市高柳2丁目にオープンした。福井県内各地から運び込まれた新鮮な野菜や総菜、精肉、魚介などが店頭を彩った。

 記念式典が行われ、宮田幸一JA県5連会長が「新鮮な農産物を集め、ここに来ると福井県(の食の全て)が見られるよう頑張っていきたい」とあいさつ。関係者がテープカットし、オープンを祝った。

 午前9時の開店までに約200人が列を作り、開店と同時にタケノコやキュウリなどの旬の野菜、イチゴなどの果物、県産米粉のパンなどを買い求めていた。

⇒「トレタス」内にクロッフルサンド店。福大院生ががオープン。

 野菜などの売り場には22台のライブカメラを設置。出荷者がリアルタイムで売れ行きを確認でき、翌日以降の出荷量の調整に役立てることができるという。

 店舗北側には1区画20平方メートルの野菜や果物の体験農園を100区画用意。既に定員に達しているという。

 トレタスは年間来店者60万人、売上高13億円が目標。営業は午前9時~午後8時まで。定休日は毎月第3火曜と元日。

⇒「いちほまれ」使用した本格米焼酎販売開始。

© 株式会社福井新聞社