福井県に宿泊したら超お得…2人に1人当選の大チャンス、5月22日~7月12日単独で2億円事業

 福井県はゴールデンウイーク(GW)後の観光需要を喚起するため、福井県内宿泊者に県のデジタル地域通貨「ふくい はぴコイン」や県産品を抽選で贈る「ふくいdeお得プレゼントキャンペーン」を5月22日~7月12日に実施する。平日限定だが、民宿は支援を手厚くし土日も対象に含む。

 杉本達治知事が4月26日の記者会見で概要を説明し、「北陸新幹線県内開業による勢いをGW後も持続したい」と狙いを述べた。

 県単独事業で2億円弱の予算規模を想定。予算がなくなり次第終了する。同キャンペーンは宿泊先で抽選券を配り、その場で結果が分かる仕組みとする。最高の特賞ははぴコイン1万円分、1等賞以下は越前焼や越前漆器といった県産品が当たる。おおむね2人に1人が当選する。

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 県内各地の民宿は能登半島地震の影響で冬期の宿泊客が特に減ったとし、民宿は土日も抽選対象に含め、外れても記念品を贈る。対象施設や景品一覧などの詳細は5月上旬に県ホームページで公表する。

 県はこのほか、はぴコイン加盟店で使用できるプレミアム付き地域商品券「ふく+(たす)」の有効期間(4月30日まで)を、5月下旬から7月26日まで使えるようにする。日程詳細はスマートフォンアプリ「ふくアプリ」で通知する。

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