「核のごみ」処分場選定の文献調査 10日にも受け入れ可否を判断か 佐賀・玄海町

原発から出るいわゆる「核のごみ」の最終処分場の文献調査について、佐賀県玄海町の脇山町長が10日にも判断を示す可能性があることがわかりました。

7日に齋藤経産大臣が脇山町長と面会

玄海町議会は先月26日、「核のごみ」の最終処分場選定の第1段階となる文献調査を求める請願を採択しました。
今月1日には経済産業省の担当者が玄海町に対し、調査の実施を申し入れ、7日には、齋藤健大臣が脇山伸太郎町長と面会し、調査の実施を求めました。

10日の議会全員協議会で判断示すか

関係者によりますと、玄海町議会は、10日非公開の全員協議会を開くことになり、この場で、脇山町長が文献調査の受け入れについて判断を示す可能性があるということです。

脇山町長はこれまで「文献調査に応募する考えはない」としてきましたが「議会の判断は重い」とも話していて、どのような判断を示すのか注目されています。

© RKB毎日放送株式会社