福岡市が地域活動でポイント付与 「美術館やプールのチケット」「植物園でキャンプできる権利」に交換

福岡市は地域活動の担い手不足を解消しようと参加者にポイントを付与する事業の実証実験を始めました。

「ふくおかポイント」実証実験

福岡市の高島市長は、地域ポイント事業「ふくおかポイント」の実証実験を9つの校区で10日から始めると発表しました。

「ふくおかポイント」は防犯パトロールや清掃活動、イベントなど各小学校区の自治協議会が取り組む地域活動に参加した人にスマホのアプリでポイントを付与します。

貯まったポイントは、美術館や市民プールの利用チケットや植物園でキャンプができる特別な権利などと交換できるということです。

市はこの事業で、地域活動の担い手不足を解消したい考えです。

福岡市高島宗一郎市長
「より人材確保というのが、大事になってくる中で少しでも何らかの形でお返ししたい。」

市は実証実験を通して課題の抽出や改善に取り組み1年後には全ての校区で実施する予定です。

© RKB毎日放送株式会社