「ルアーマガジンモバイル」会員の釣果投稿を元に集計されるヒットルアーランキング。全国各地のロコアングラーかつモバイルヘビーユーザーが実際にバスを釣ったルアーのデータだけに、その信頼度は極めて高い。今回は2017年10月に報告されたハードルアー編のトップ５を公開します。
2017年秋、実際に釣れたハードルアーランキングはコレ！
「"秋は巻き物"とは言うけども・・・」「この時季どんなルアーを投げれば！？」とお困りのあなた（無論、筆者も同じである）！ そんなときは、"実際に釣れている"ハードルアーを投げてみるのはいかがだろうか。
ハードベイト編1位：ギリング（ジークラック）
〈モバイルユーザーのコメント〉
●今年ギリングで85本目
●48センチ1700グラム、47センチ1600グラム、47センチ1750グラムと久しぶりの連発！
●長さは一寸だけどナイスコンディション 1400グラム！
ギルイーターにはこの1本!!
ギリングは、日本のフィールドでもベイトとなりやすい125ミリのブルーギルサイズと、大型の165ミリサイズ、そして食べごろサイズの75ミリまで落とした"タイニーギリング"の三種類で構成されている。ギルそのものをリアルにイミテートしたシルエット、そして3ジョイントシステムによる艶かしい泳ぎは本物と遜色ない。
ギルがいそうな流れ込みやウィード、ストラクチャーに投入すればバスを惑わせられることは間違いナシ。スローリトリーブでは警戒心がないゆらゆらと動くギルを、ファーストリトリーブでは必死に逃げ惑うブルーギルの動きをそれぞれ演出。ウエイトチューニングを施せばどのようなフィールドにも、そして秋だけでない季節にも応じてくれるに違いない。
今年ギリングだけで85本のバスをキャッチしたモバイルユーザーもいるほどのポテンシャルを持ったギリング、この機会に試してみるのはいかがだろうか。
ハードベイト編2位：デラクー（ジャッカル）
〈モバイルユーザーのコメント〉
●いろいろ試して、どうしても魚をさわりたければコレでしょ！ ってことでデラクーの一投目、苦手な秋だけど、ほっとしました。
●ルアマガジャンボリーの陸王チャレンジにて開始25分でさっそくヒット!! 消波ブロックに当てて弾いた瞬間のリアクションバイトでした!!
●先週のデストロイヤーF2-64XSの入魂に続いて、サイズは小さいですが、F4-66Xの入魂に成功!!(^○^)
魚に触りたいときの必需品!!
ルアーマガジンモバイルでもお馴染みのジャッカルのプロアングラー水野浩聡さんがプロデュースする、コンパクトシルエットをコンセプトに作られている"デラシリーズ"のひとつ。通算1000本オーバーの釣果を叩き出したという、"小さな巨人"‼ ただ巻くだけでブレードがフラッシングと波動のアピール。
ハイシーズンはもちろんのこと、厳寒期のキラーベイトとしても活躍は目覚ましい。さらに、デラクーのもつコンパクトなシルエットはそのままに、釣りの幅を広げる3/4、1オンスのヘビーウェイトモデルも追加し、より遠く、よりディープなスポットも攻めることが可能になった。
フィールドを選ばず、季節も問わない。欲しい1本がどうしても取れない人の必需品!! ボーズ逃れの切り札としてタックルボックスに忍ばせておくことをオススメする。
ハードベイト編3位：TNシリーズ（ジャッカル）
〈モバイルユーザーのコメント〉
●回游魚もイチコロ!! ええ仕事しますね～♪
●友達と先輩とで地元のﾒｼﾞｬｰﾌｨｰﾙﾄﾞへｽﾓｰﾙ狙い!! 人だらけで何をやっても駄目・・・。ですが、最後はTNに助けてもらいましたー!! 明確なﾊﾞｲﾄが気持ち良かったーー!!
●秋と言えば巻き物!! 巻き物と言えばTN!! TNでﾌﾞﾚｲｸを広くｻｰﾁしているとｺﾞﾁﾝｯ!! 秋らしい良く引くﾊﾟﾝﾊﾟﾝなﾊﾞｽでしたーー!!
迷ったときは王道を投げるべし!!
ジャッカルが誇るバイブレーションの王道とも言える存在のTNシリーズ。抜群の飛距離を誇り、あらゆるリトリーブスピードにも対応。とにかく使いやすく初心者にも優しいバイブレーションプラグだ。
サイズも50、60、70の3タイプ、各タイプにノーマルサウンドモデルとサイレントモデル、フルタングステンモデルの3タイプが用意されており、死角なしのラインナップでどんなフィールドや季節でも対応できる。オカッパリはもちろんのこと、ボートフィッシングでも1軍ルアーとして使う人も多いのではないだろうか。
秋といえば巻き物、巻き物といえばTN!! ということで、秋のバス探しに迷いが出た方は、この王道ルアーに頼ってみるのもいいのかもしれない。
ハードベイト編4位：レベルミノー（レイドジャパン）
〈モバイルユーザーのコメント〉
●レベルミノーでボイル撃ち成功しました
●流れ込みに入れてジャークで下からズドン！ 初の50センチ!! 最高でした！
●1投目でズドン！ 上がってきたのは・・・。
テクニカルにバスを仕留めるならコレ!!
大人気ルアーメーカー「レイドジャパン」から出た2017新作のレベルミノー。全長が１２５ミリと大きめのボディーサイズながら、細身のシェイプであるため臆することなく多用できる。一気に対岸まで届く圧倒的飛距離を誇り、オカッパリアングラーにとってアドバンテージの高いルアーと言えよう。
基本はシャローレンジをキープしながら巻いてこれるが、ロッドワークでレンジの調整も得意とし、ただ巻きで細かいピッチのロールアクションを生むことでバスの本能を刺激する。さらに、ここぞというタイミングで"ジャーキング"や"ストップ"アクションを織り交ぜるテクニックを駆使することで、このルアーのポテンシャルは最大限に発揮されるのだ。
巻き物の中でも"極めて攻撃的なルアー"で、この秋のバスをテクニカルに仕留めるのもオツなものだ。
ハードベイト編5位：レイダウンミノー（ノリーズ）
〈モバイルユーザーのコメント〉
●何度も同じ藻のエッジを巻き倒したら、キました♪
●スレがかりかと思ったら食ってた！！
●速めに巻いているとキタ！
水押しと動きの強さで強烈アピール!!
今回のヒットルアーランキングでは、4位に続いて5位もミノープラグがランクイン!! ノリーズのレイダウンミノーは太目のボディにより、細身のミノーでは真似できない水押しの強さ、動きの強さで集魚効果の高いアクションを発生。ただ巻きでは安定したローリングをともなうウォブリングを生み、そこにトゥイッチやジャークを加えれば強烈に左右へダートしながらヒラ打ちも見せてくれる。
この秋は、ストロングスタイルで強烈なビッグフィッシュパターンを探り当ててみるのも面白いかもしれない。
「ルアマガモバイル」ではランキングのすべてを公開！
ここで紹介しているルアーランキングの内容は、ルアーマガジン・モバイルで紹介しているものの一部抜粋である。ハードルアーの残りのランキングやコメント、ソフトルアーの全ランキングといったより詳しい内容については、ルアーマガジン・モバイルの「ヒットルアーランキング」を要チェック！！
［文／東 “諸葛亮” 孔明｜釣りPLUS］
