香川県内でFC飲食店運営などを手掛ける(株)SK産業(旧:(株)味匠)が弁護士一任、事業は(株)さぬきへ移管

 (株)SK産業(TSR企業コード:800134753、法人番号:7470001008831、坂出市常盤町1-7-8、設立昭和63年3月、資本金4900万円、榊和行社長)は6月1日までに、事後処理を西村直樹弁護士ほか2名(弁護士法人京阪藤和法律事務所、大阪市中央区北浜3-2-12、電話06-6226-0032)へ一任した。
 負債総額は約31億3000万円。

 坂出市、高松市を中心に仕出し業やカルビ屋大福のフランチャイズ事業、温浴施設およびゴールドタワーの運営などを展開し、平成22年9月期には売上高42億4042万円をあげていた。しかし、複数事業を展開する過程で借入が増加したものの、業績は思惑通りに伸びず資金繰りが悪化。金融機関から返済猶予を受けるとともに、29年5月には所有するビジネスホテルを他社へ移管。30年5月にも保有不動産を売却するなどし、自主再建を模索していた。
 しかし、抜本的な再建には至らず、30年6月1日付で、当社より会社分割により新設された(株)さぬき(坂出市)へ事業を移管し、今回の措置となった。

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