ヤンキースがアリエタ攻略 セベリーノ12勝一番乗り

【ヤンキース6-0フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ヤンキースはアーロン・ヒックスが11号先頭打者アーチを放つなど、試合序盤からフィリーズ先発のジェイク・アリエタを攻略し、3回表にはエラー絡みで3点を追加。5回までに6点を先行し、アリエタをノックアウトした。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは安定感のあるピッチングでフィリーズ打線を封じ、7回103球を投げて被安打6、奪三振9、無四球、無失点の好投を披露。両リーグトップとなる今季12勝目をマークした。

直近26試合で19勝と快進撃を続けるヤンキースにとって、好投手アリエタの攻略は決して難しいことではなかった。初回にヒックスの先頭打者アーチで先制すると、3回表には2安打と相手のエラーで満塁のチャンスを作り、グレイバー・トーレスとグレッグ・バードのタイムリーで3点を追加。4回表にはヒックスが犠牲フライを放ち、続く5回表にはディディ・グレゴリアスの15号ソロでリードを6点に広げた。先発のセベリーノは制球が安定し、7イニングを投げて無四球無失点の見事なパフォーマンス。なお、セベリーノは2017年以降、1失点以下の先発登板が24度あるが、これはメジャー全体で最多の数字となっている。

© MLB Advanced Media, LP.