パドレスが8回表3得点で逆転勝利 レンフロー決勝打

【パドレス3-2レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

4回までに2点を先行されたパドレスは、先発のオースティン・ビベンスダークスをはじめとするレンジャーズ投手陣を打ちあぐねていたものの、8回表にようやく反撃を開始。レンジャーズのセットアッパー、ジェイク・ディークマンから一死一、三塁のチャンスを作ると、ウィル・マイヤーズのタイムリー二塁打とクリスチャン・ビヤヌエバの犠牲フライで同点とし、二死二塁からハンター・レンフローのタイムリー二塁打で一気に試合をひっくり返した。最終回はクローザーのブラッド・ハンドがピンチを招きながらも無失点に抑えて逃げ切り。レンジャーズはディークマンの乱調が誤算だった。

パドレス先発のタイソン・ロスはルーグネッド・オドーアに3号ソロ、ロビンソン・チリーノスに10号ソロを浴びたものの、失点はソロ2本による2点のみで、6回100球を投げてレンジャーズ打線を5安打に封じる力投。パドレス打線はロスを援護できなかったものの、投手陣の頑張りに応え、8回表にディークマンを攻略して逆転に成功した。ロスのあとを継いだマット・ストラーム、カービー・イエーツ、ハンドの3人はいずれも1イニングを無失点。ディークマンが崩れたレンジャーズとは対照的に、リリーフ陣がしっかりと役割を果たしたことが逆転勝利に繋がったと言えるだろう。なお、38試合連続出塁を継続していたレンジャーズの秋信守(チュ・シンス)は9回裏二死からの最終打席でレフトへのヒットを放ち、連続出塁を39試合に伸ばしている。

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