カージナルスがクルーバー撃破 カーペンター大暴れ

【インディアンス2-11カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスが前回対戦時に18三振を喫したコリー・クルーバー(インディアンス)を攻略し、11対2で大勝した。カージナルスは初回に先発のカルロス・マルティネスが2点を奪われたものの、その裏にマット・カーペンターの14号先頭打者アーチで反撃開始。2回裏にはホゼ・マルティネスの12号3ランなどで5点を奪い、クルーバーをあっという間にノックアウトした。その後もカージナルス打線の勢いは衰えず、13安打11得点の猛攻。リードオフマンのカーペンターは2本塁打を含む5打数5安打3打点5得点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

チームを代表する好打者であるカーペンターの勢いが止まらない。日本時間5月16日の時点で打率.140、3本塁打、OPS.558という深刻な不振に喘いでいたが、そこから急激に調子を上げ、以降の37試合では打率.327、10本塁打、OPS1.040の好成績をマーク。そして、この試合での大活躍により打率は.259、OPSは.873(リーグ11位)まで上昇した。主に3番を打っているJ.マルティネスは打率.302、12本塁打、OPS.873と好調を維持しており、スロースタート気味だったマーセル・オズーナも打率.289、10本塁打、OPS.764と復調傾向。崩壊していたブルペンも徐々に落ち着きを取り戻しており、役者が揃いつつあるカージナルスの快進撃が始まりそうな気配が漂っている(現在4連勝中)。

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