好調・パイレーツがクルーバーを攻略 破竹の10連勝

【パイレーツ7-0インディアンス(6回雨天コールド)】@プログレッシブ・フィールド

パイレーツがメジャー屈指の好投手、コリー・クルーバーから7点を奪い、連勝を10に伸ばした。2回表にエラー絡みで二死一、三塁のチャンスを得たパイレーツは、ジョシュ・ハリソンの5号3ランとスターリング・マーテイのタイムリーで4点を先制。4回表には再び二死一、三塁のチャンスを作り、マーテイのタイムリーとグレゴリー・ポランコのタイムリー三塁打で3点を追加してリードを7点に広げた。4回7失点(自責点3)でマウンドを降りたクルーバーとは対照的に、パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは6回無失点の好投。試合は悪天候のため6回終了時点でコールドゲームとなり、ウィリアムスに今季8勝目(7敗)、クルーバーには今季6敗目(12勝)が記録された。

6回コールドゲームとはいえ自身初の完封勝利をマークしたウィリアムスは「楽しいよ。僕たちは勢いに乗っているし、良い野球をすることができているからね」とチーム状態の良さを口にした。「インディアンスは去年22連勝したんだよね。僕たちはまだその半分にも達していないけど」とウィリアムスは語ったが、球団では2004年以来14年ぶりの10連勝で、貯金は3まで増えた。クリント・ハードル監督は「良い投手が良い打線を倒してくれた。ウチの投手は相手の投手より良いピッチングをしてくれたね」とウィリアムスの好投を絶賛。好投手・クルーバーさえ撃破してしまうパイレーツの勢いは、一体どこまで続くのだろうか。

© MLB Advanced Media, LP.