ブラッドリーJr.攻守に活躍 Rソックスがスイープ成功

【エンゼルス2-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

現在、3連勝中のレッドソックスはエンゼルス3連戦の3戦目を迎えた。今試合では先制を許すも中盤に徐々に加点していき逆転に成功。そしてダメ押しの一発を放ったのはジャッキー・ブラッドリーJr.だった。彼は打撃だけではなく守備でもチームを救う好プレーをみせるなど攻守で活躍しチームはエンゼルスをスイープした。

今季は打撃不調で下位を打つ機会が多くなっているブラッドリーJr.は「9番・中堅」としてスタメン出場。初回、2死からジャスティン・アップトンが放った鋭い打球をジャンプ一番で掴み取って球場は大盛り上がりとなった。好守備に助けられた先発、ブライアン・ジョンソンは序盤3回まで無失点と好投し応える。4回にはアンドレルトン・シモンズに一発を浴びるも4回1失点の投球で後続にマウンドを託した。反撃したい打線は5回、ラファエル・デバースの一発で同点とすると6回には1死満塁からブロック・ホルトが四球を選び押し出しで勝ち越した。そして見せ場は7回に訪れた。

7回のレッドソックスの攻撃。先頭のクリスチャン・バスケスがヒットで出塁するとブラッドリーJr.がエンゼルス3番手、ノエ・ラミレスのツーシームを右中間スタンドへの2ランとしてこれがチームの勝利を決定づけるダメ押し点となった。最終回は守護神、クレイグ・キンブレルが走者を背負うものの、アウトをすべて空振り三振で記録し今季24セーブ目を挙げた。敗れたエンゼルスは今カード全敗となり、チームとしては6連敗と苦しい状況が続いている。

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