レンジャーズ・秋信守が2発4打点の活躍で勝利に貢献

【レンジャーズ9-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

レンジャーズはリードオフマンの秋信守(チュ・シンス)が2本塁打4打点の活躍を見せるなど、打線が12安打9得点と爆発。エラー絡みで一時はダイヤモンドバックスに逆転を許したものの、すぐにリードを奪い返して9対5で勝利を収めた。ダイヤモンドバックスの平野佳寿は1点リードの6回表一死一塁の場面で2番手として登板したが、ジュリクソン・プロファーに死球を与えてピンチを広げ、ロビンソン・チリーノスに同点タイムリーを許したところで降板。打者2人に対してアウトを1つも取れず、今季3度目のセーブ失敗が記録された。

2試合連続でノーヒットに終わっていた秋信守が2本塁打を放つ活躍でチームを勝利に導いた。チームがアストロズをスイープした3連戦では14打数1安打に終わった秋信守だが、この試合では5回表に19号逆転3ランを放つと、8回表にもリードを3点に広げる20号ソロを放ち、今季初の1試合2本塁打を記録。2年連続6度目のシーズン20本塁打にも到達した。ジェフ・バニスター監督は「彼は以前にもこういう状況を乗り越えている。自分のスイングを取り戻したようだね」と語り、好打者の復調に安堵するとともにその活躍を称賛。秋信守は「1試合4三振は誰にとっても気持ちの良いものではないよ」と前日の試合を振り返りつつも、「僕は長くプレイしているから、その程度ではネガティブになったりしないよ」と頼もしいコメントを残した。

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