Wソックスが14安打10得点の猛攻 5回表に一挙5得点

【ホワイトソックス10-5レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

3連敗中のホワイトソックスは2対2の同点に追い付かれた直後の5回表に打線が爆発。一死からアダム・エンゲルが振り逃げで出塁すると、ティム・アンダーソン、アビサイル・ガルシア、マット・デービッドソン、ケバン・スミスと4本のタイムリーが飛び出し、一気に5点を勝ち越した。先発のレイナルド・ロペスは4回裏にルーグネッド・オドーアのタイムリーなどで2点を失ったものの、114球を投げて7回途中2失点の力投。リリーフ陣が少しバタついたものの、ホワイトソックスは試合終盤にも追加点を奪い、10対5で勝利してレンジャーズ3連戦の被スイープを回避した。

4番打者として3安打3打点の活躍を見せたデービッドソンが「打線の上位から下位までみんなが勝利に貢献したね。素晴らしいことだよ」と語ったように、ホワイトソックスは14安打10得点の猛攻で3連敗をストップさせた。1~4番と9番のエンゲルの計5人がマルチ安打を記録し、特に2番のA.ガルシアは3本の長打を含む4安打の大活躍。3番打者で主砲のホゼ・アブレイユも2安打3打点をマークしてチームの勝利に貢献した。「(レンジャーズ先発のコール・)ハメルズは良いピッチングをしていた。カッターを内角、チェンジアップとカーブを低めに集めて僕たちを苦しめた。失投を逃さず得点に繋げることができて良かったよ」とデービッドソン。敵軍のエースを攻略した見事な勝利だった。

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