カイケル好投で6勝目 アストロズが接戦制し6連勝

【ホワイトソックス1-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

5連勝中のアストロズが大技と小技を絡めてホワイトソックスとの接戦を制し、本拠地でのホワイトソックス4連戦をスイープ。連勝を6に伸ばし、貯金はついに30の大台に乗った。アストロズはホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトから4回裏にホゼ・アルトゥーベが9号ソロを放って先制。7回表にカイケルがティム・アンダーソンに同点の犠牲フライを打たれたものの、その裏に一死三塁のチャンスを作り、マーウィン・ゴンザレスのスクイズが見事に成功して1点を勝ち越した。カイケルは7回104球1失点の好投で6勝目(8敗)をマーク。ジオリトも8回途中2失点と好投したが、打線の援護がなく、8敗目(5勝)を喫した。

A.J.ヒンチ監督は「十分な攻撃ができなかった試合にも勝つことができるというのは気分が良いね」と試合を振り返った。ホームランで先制し、スクイズで決勝点をもぎ取るという攻撃。「勝つためにはいろいろな方法があるんだよ」とヒンチは誇らしげに語った。好投したカイケルはゴンザレスのスクイズについて「とても印象的だった」とコメント。「7回裏のマーウィン(・ゴンザレス)の打席は大きかったよ。2ストライクからのバントで(三塁走者の)ユリ(・グリエル)をホームへ迎え入れたんだからね。(今日の勝利は)みんなが自分の役割をしっかり果たした結果さ」とゴンザレスの働きぶりを称え、チームの勝利を喜んだ。

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