マルティネスが両リーグ最多28号 Rソックス7連勝

【レンジャーズ0-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは5投手による完封リレーでレンジャーズに快勝し、連勝を7に伸ばした。初回にスティーブ・ピアースの5号2ランで先制したレッドソックスは、先発のエドゥアルド・ロドリゲスが6回途中まで3安打無失点と好投し、ロドリゲスのあとを継いだリリーフ陣も無失点リレーで2点のリードを死守。すると、8回裏にムーキー・ベッツとアンドリュー・ベニンテンディの連打で無死一、二塁のチャンスを作り、J.D.マルティネスが左中間へ試合を決める28号3ランを叩き込んだ。好投したロドリゲスは自己最多となる11勝目(3敗)をマーク。レンジャーズは打線が全く繋がらなかった。

レッドソックスの快進撃が衰える気配を見せない。5対0の完封勝利により7連勝となり、貯金は今季最多の34に。92試合で63勝29敗は、162試合に換算すれば110勝を超えるハイペースだ。先月末にトレードで獲得したピアースは、加入後8試合に出場して打率.458、OPS1.231と打ちまくっており、チームの勢いを加速させる存在となっている。また、オールスター・ゲームにはクリス・セール、クレイグ・キンブレル、ミッチ・モアランド、ベッツ、マルティネスと両リーグ最多タイの5人を送り込んでおり、最終投票にはベニンテンディがノミネート。ここにもチームの勢いが表れている。投打ともに目立った穴はなく、5年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて、レッドソックスの快進撃はまだまだ続きそうだ。

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