開幕第14週の最優秀ブルペンはレイズ 今季3度目

日本時間7月2日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第14週(対象期間は現地時間6月25日~7月1日)の最優秀ブルペンにレイズを選出した。第14週のレイズはアストロズとナショナルズに対してカード勝ち越しを記録し、5勝1敗の好成績。シーズン通算の成績を42勝41敗とし、貯金生活に突入した。そのなかで救援陣は26イニングを投げて防御率1.38の好成績をマーク。第9週、第12週に続いて今季3度目の週間最優秀ブルペン選出となった。

最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

第14週のレイズは105.5ポイントを記録。2位マリナーズの89ポイント、3位フィリーズの86ポイントを大きく上回り、30球団で唯一100ポイントの大台を突破した。チャズ・ロー、ディエゴ・カスティーヨ、ライアン・ヤーブロー、ライン・スタネック、ビダル・ヌーニョといった無名のリリーバーたちが自身の役割をしっかり果たし、経験豊富なセルジオ・ロモも健在。先発に「オープナー(試合の最初に投げる投手、の意)」を起用する継投戦法もお馴染みとなりつつあり、メジャー全体を見渡しても質量ともに充実したブルペンの一つとなっている。なお、今季の救援防御率3.45はアストロズ(2.58)、ヤンキース(2.77)、レッドソックス(3.17)に次いでリーグ4位の数字である。

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