球宴出場のラモスが球団記録に並ぶ一発 レイズ快勝

【タイガース2-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは3回裏にウィルソン・ラモスの14号3ランなどで一挙5得点のビッグイニングを作り、タイガースの反撃を2点に抑えて逃げ切り。連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の3とした。3回裏のレイズは一死からカルロス・ゴメスが四球と二盗でチャンスを作り、ウィリー・アダメスとケビン・キアマイアーの連続タイムリーで2点を先制。さらに二死一、二塁とチャンスは続き、ラモスがライトスタンドへ14号3ランを叩き込んだ。最終回にアダム・コラレックが3連打を浴びて2点を失ったものの、最後はセルジオ・ロモが打者1人を抑えて試合終了。2番手のホゼ・アルバラードがメジャー初勝利、ロモが今季10セーブ目をマークした。

オールスター・ゲームにファン投票で選出されたラモスが好調だ。この試合での14号3ランを含め、直近12試合で5本塁打、15打点をマーク。メジャー有数の強打の捕手として期待に違わないパフォーマンスを続けている。なお、ラモスはこの試合での一発により、捕手によるシーズン本塁打の球団タイ記録を樹立。1999年にジョン・フラハティがマークした14本塁打に並んだ。今季限りでレイズとの契約が切れるため、今月末のトレード・デッドラインでの放出も噂されているが、球団記録を更新するのはほぼ確実と言えるだろう。

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