新人・ロウが初安打含む2安打2打点の活躍 レイズ快勝

【レイズ6-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

レイズは試合序盤から打線が繋がり、ヤンキース先発のルイス・セッサから5点を奪うなど、5回までに6得点。投手陣は4投手の継投でヤンキース打線を5安打1得点に封じ、6対1で快勝した。2回表に新人ブランドン・ロウのメジャー初安打となるタイムリーで先制したレイズは、直後の2回裏にミゲル・アンドゥハーの19号ソロで同点に追い付かれたものの、3回表にケビン・キアマイアーのタイムリーなどで2点を勝ち越し。4回表にはマレックス・スミスが2号2ランを放ち、さらに5回表にはロウがこの試合2本目となるタイムリーを放ってリードを5点に広げた。レイズ3番手のライアン・ヤーブローは5回から8回までの4イニングを2安打無失点に抑える好投。今季11勝目(5敗)をマークした。

日本時間8月5日にメジャー昇格を果たしたロウはメジャーデビューからの6試合で19打数ノーヒットに終わり、チームの新人選手としてはデビューから25打数連続ノーヒットだったスティーブン・ボートに次ぐ球団史上2位の記録となっていた。しかし、今季マイナーで打率.297、22本塁打、OPS.949の好成績をマークしているロウがこのまま終わるはずもなく、第1打席での先制打を含む2安打2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献。ケビン・キャッシュ監督の我慢強い起用に応えてみせた。デビューから25打数連続ノーヒットだったボートは、その後アスレチックスへ移籍してオールスター選手へ成長しており、ロウの今後も楽しみだ。

© MLB Advanced Media, LP.