リヴァプールは新戦力シャキリに期待しすぎるな? 伊メディアはインテル、バイエルンで成功しなかったとバッサリ

リヴァプールに加わったシャキリ photo/Getty Images

先日リヴァプールは攻撃陣のバックアッパー候補としてストーク・シティからスイス代表MFジェルダン・シャキリを獲得した。降格するストークから上手く引き抜き、サポーターもシャキリには期待していることだろう。

しかし伊『Calciomercato』は、あまり大きな期待はしすぎない方がいいと冷めた見方を示している。理由としては、シャキリがこれまでバイエルン、インテルとビッグクラブでポジションを掴めなかったことが挙げられている。才能は以前から評価されていたが、同メディアはシャキリのハードワークの部分や戦術理解力のところに疑問があると指摘している。

また、それほどゴールに関わることができない点も問題視されている。シャキリはロシアワールドカップでも素晴らしいゴールを決めたように、時折ワールドクラスのシュートを披露する実力の持ち主だ。しかしストークでは2017-18シーズンに8ゴール7アシスト、2016-17シーズンはさらに落ちて4ゴール2アシストとなっており、同メディアは不十分な成績と捉えている。

ただ、シャキリ獲得にかかった費用が1300万ポンドであることを考えればこの補強は上々と考えるべきだろう。モハメド・サラーやサディオ・マネほどの爆発力、得点力を期待することは難しいが、ターンオーバー要員としては十分機能するはずだ。同メディアからの評価は低いが、シャキリはリヴァプールで成功を掴めるのか。バイエルンやインテル時代と同じ出来となれば再び批判を受けることになりそうだ。

© 株式会社FACTORIES