前半戦最終週の最優秀ブルペンにアスレチックスが選出

日本時間7月16日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第16週(対象期間は現地時間7月9日~7月15日)の最優秀ブルペンにアスレチックスを選出した。ワイルドカード圏内まで3ゲーム差に急接近したアスレチックスの快進撃を好調な救援陣が支えており、第16週のアスレチックス救援陣は29回1/3を投げて防御率2.45をマーク。アスレチックスは今季初の週間最優秀ブルペン選出となった。

最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

アストロズとジャイアンツを相手に5勝2敗をマークした第16週のアスレチックスは112.5ポイントを獲得し、2位のドジャース(101.5ポイント)を上回った。守護神のブレイク・トライネンはリーグ4位となる24セーブをマークし、ジェッド・ラウリーとともにオールスター・ゲームに選出。防御率0.96は両リーグの救援投手のなかでベストの数字である。また、セットアッパーに定着した26歳の新人右腕、ルー・トリビーノは時速90マイル台後半の速球を武器に防御率1.25の好成績をマーク。こちらも両リーグの救援投手のなかで5位という素晴らしい数字となっている。両投手による「勝利の方程式」は後半戦もアスレチックスの大きな武器となりそうだ。

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