前半戦最終週の週間MVPにラミレスとストーリーが選出

日本時間7月17日、2018年レギュラーシーズン第16週(現地時間7月9日~7月15日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはホゼ・ラミレス(インディアンス)、ナショナル・リーグはトレバー・ストーリー(ロッキーズ)が選出された。

ラミレスは打率.423(26打数11安打)、5本塁打、11打点、OPS1.598の好成績をマークし、昨年9月以来自身3度目の週間MVP受賞となった。期間中の7試合のうち5試合で複数安打を記録し、5本塁打を放って前半戦の本塁打数は29に。これはスイッチヒッターとしては1956年と1961年のミッキー・マントル、2002年のランス・バークマンと並んで前半戦最多タイの数字となった。また、ラミレスは前半戦で57本の長打を放っており、アルバート・ベルが持つ前半戦の球団記録(58本)にあと1本のところまで迫った。

一方のストーリーは打率.400(25打数10安打)、3本塁打、6打点、OPS1.303をマークして2016年7月以来自身3度目の週間MVPに選出された。日本時間7月16日のマリナーズ戦でサヨナラ本塁打を放って前半戦を締めくくったストーリーは、早くもデビュー以来3年連続となる20本塁打をクリア。打率.292、出塁率.353、OPS.910はいずれも自己ベストと打撃の安定感も増しており、12盗塁もすでに自己最多の数字となっている。「打率3割・30本塁打・100打点」のクリアも決して夢ではなさそうだ。

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