大谷8号ソロも勝利には繋がらず Wソックス逆転勝利

【ホワイトソックス5-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ホワイトソックスが1点ビハインドの6回表にホゼ・アブレイユのタイムリーなどで3点を奪い、逆転勝利を収めた。初回にアブレイユの14号ソロで先制したホワイトソックスだったが、3回裏にコール・カルフーンのタイムリー二塁打とマイク・トラウトの犠牲フライで逆転を許し、4回裏には大谷翔平に8号ソロを被弾。しかし、5回表に1点差とし、6回表にはアブレイユのタイムリー、レウリー・ガルシアの犠牲フライ、ケバン・スミスの押し出し死球で3点を奪って逆転に成功した。ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトは6回3失点と試合を作り、今季7勝目(8敗)をマーク。7回以降は6人の投手を細かく繋いでエンゼルスの反撃を封じた。

カリフォルニア州サンタモニカ出身のジオリトは「プロとして初めてのカリフォルニアでの登板だから、僕にとって特別な試合だったんだ」と試合を振り返った。「地元に戻ってきて家族やたくさんの友人の前でプレイする機会を得ることができて幸運だった。試合が始まったらいつもと同じようにベストを尽くすことだけを考えたけどね」とジオリト。大谷に被弾するなど3点を失ったものの、6イニングを投げ抜いて試合を作り、見事に白星を手にした。一方、エンゼルスの大谷はチームの勝利には繋がらなかったものの、センター後方への8号特大ソロで本拠地を沸かせた。Statcastの計測によると、飛距離は435フィート(約132.6メートル)。大谷の一打を目にしたホワイトソックスのリック・レンテリア監督は「彼はパワーがあるね」と感嘆していた。

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