タツタ電線、機器用電線の製造販売事業を子会社に移管・譲渡

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 タツタ電線(本社・大阪府東大阪市、社長・外池廉太郎氏)は24日、同社独自開発の特殊合金「高力銅合金」を使用した機器用電線関連製品の製造販売事業を、子会社である立井電線(本社・兵庫県加東市、社長・高橋靖彦氏)に移管・譲渡すると発表した。

 事業内容は、高力銅合金を使用し高耐屈曲性を有する、産業用ロボットおよびFA機器向けなどの電線・ケーブル並びにその加工品の製造販売(設計・品質保証など付帯関連業務を含む)。該当部門の年商(18年3月期)は9億5200万円。

 目的は、計装用ケーブル、放送用ケーブル、同軸ケーブルなどの製造・販売を行っている立井電線において、製品ラインアップを拡充してワンストップ型の機器用電線事業体制を構築することにより、顧客にいっそうの利便性を提供するとともに、効率的な事業運営を図ることにある。

 移管・譲渡はタツタ電線と完全子会社(立井電線)との会社分割(簡易吸収分割)の形を取る。日程は承認取締役会および契約締結日が7月24日、効力発生日が19年1月1日の予定。

 完全親子会社間で行われるため、本吸収分割に際し立井電線は株式の割当てその他対価の交付を行わない。