あす投開票。和歌山市長選候補者、島久美子氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう和歌山市長選(7月22日告示、29日投開票)に、無所属で新人の島久美子(しま・くみこ)氏(62)が立候補しました。島氏は共産・社民の2党からの推薦を受けています。

なお和歌山市長選には島氏のほか、現職で無所属の尾花正啓氏(65)が自民・国民民主・公明の3党の推薦を受け立候補しています。

NPO職員として子どもや障害者の生活支援などに取り組む

島氏は1956年生まれ、和歌山信愛女子短期大学卒業。子どもの文化芸術活動と子育て支援に取り組むNPOに28年間従事し、その後「わかやまNPOセンター」の職員を勤めています。

2010年には民主党(当時)公認候補として参院選に出馬したものの落選し、同年より社会福祉法人職員として訪問看護ステーションに勤務。障害者の生活支援や障害者アートの拡充、家族介護や高齢者・福祉事業所などに向け「ケアする人のための居場所づくり」に取り組みました。これまでわかやまNPOセンター 副理事長、和歌山県NPOサポートセンター センター長、和歌山大学非常勤講師を歴任し、現在は一般社団法人「共助のまちづくり協会」の理事長を務めています。

島氏が掲げる政策「すべての市民によりそう市政に」とは

島氏は、今回の市長選において「すべての市民によりそう市政に」をスローガンに以下の政策を掲げています。

和歌山市長選 選挙公報

 

○和歌山にカジノはいりません

○あしたの市政をみんなで変えましょう
いのち、くらしによりそう
・高すぎる国保料、介護保険料の引き下げ
・病院のベッド減らし計画に反対
・介護・医療の充実をはかります など

子ども、若者によりそう
・あたたかい中学校給食を
・就学援助改善、ひとり親への支援を充実
・市独自の給付制奨学金制度

高齢者、障害者によりそう
・介護保険サービスの拡充
・障害者が地域で安心して暮らせる共生のまちづくり
・介護や福祉の職員の待遇改善にとりくみます

○平和憲法をまもり、くらしに生かします

○「安倍政治NO!」の声を和歌山から

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