シャーザーが今季200奪三振到達 34歳の誕生日は勝利

【ナショナルズ9-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

現在連勝中のナショナルズはマーリンズ4連戦の2戦目に臨んだ。今試合の先発、マックス・シャーザーはこの日で34歳となるバースデー登板を果たし、8回1失点の好投。打線も16安打9得点と強力援護し、エースの誕生日を白星で飾った。

7月は3勝負けなしのシャーザーは初回、相手打線を3者凡退に抑えると4回まで無安打投球を続ける。その間、3回のアウトをすべて三振に抑えるなど調子のよさをみせてきたが5回、1死からマーティン・プラドにヒットを打たれてノーヒッターは途切れた。それでもエースはまったく動揺せずに後続を抑えて無失点、7回に1点こそ失うも8回まで投げきり、2桁11奪三振と相手打線を圧倒した。ちなみにシャーザーは今試合でシーズン200奪三振に到達した。

シャーザーを援護したい打線は初回、マット・アダムスのタイムリーで先制すると序盤3回までで4得点と着実に点数を重ねていく。そして4-1で迎えた8回、2死一・三塁からブライス・ハーパーのタイムリーを皮切りに打線が爆発。その後もアダムス、フアン・ソト、ダニエル・マーフィーの3人が連続で打点を挙げる活躍をみせてこの回で一挙5得点を記録し試合を決めた。敗れたマーリンズはシャーザーのノーヒッターを阻止したプラドがタイムリーを放つも打線はわずか3安打に終わり、悔しい連敗となった。

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