今夏の移籍市場で人気株のひとりとなっているユヴェントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチは、新シーズンもイタリア王者の一員としてプレイすることとなりそうだ。
ピャニッチは、2016年夏にローマからユヴェントスへ移籍した。制度の高いパスや巧みなボールコントロール、展開力など、以前から素晴らしい才能を発揮していたが、イタリアの絶対王者へ加入すると、司令塔としての役割だけでなくハードワークで守備にも貢献。現在セリエA7連覇中のチームに、なくてはならない存在となっている。
悲願の欧州制覇を成し遂げる上で失いたくないピースだが、バルセロナやレアル・マドリード、マンチェスター・シティ、チェルシーといった数々のビッグクラブがユヴェントスの司令塔に興味を示し、獲得に乗り出しているとの報道が。今夏の去就に注目が集まっていた。
しかし、米『ESPN』のインタビューに応じたピャニッチは「僕は冷静だよ。新シーズンへ向けて準備を進めている。それが最も重要なことだからね。ユヴェントスで過ごしたこれまでの2シーズンは、本当に素晴らしいものだった。ここでプレイできて僕は幸せだよ」とコメント。さらに「僕はたくさんのことを耳にし、(記事で)読んだが、ほとんどのことが真実ではない。彼らが書いていることを気にしていないよ」と明かしている。