オズーナが満塁弾 カージナルス初回で試合決める

【カブス2-6カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスとカブスによるライバル対決が再度訪れた。後半戦始めの試合も両軍による試合でリグリー・フィールドでの5連戦はカブスが3勝2敗と勝ち越した。そして今回はブッシュ・スタジアムに場を移しての3連戦。前日の試合ではカージナルスが勝利しその勢いのまま迎えた2戦目は初回から打線爆発で早々と試合を決めた。

初回からカージナルス打線が機能する。先頭のマット・カーペンターがヒットで出塁したのを皮切りに満塁のチャンスをつくるとカブス先発、ホゼ・キンターナがホゼ・マルティネスに押し出し四球を与えて先制点を挙げる。その後、打席に立ったマーセル・オズーナに満塁弾が飛び出して一挙5得点、さらに1点を追加し、試合の主導権を握った。大量失点となったカブスは4回、1死一塁からハビアー・バイエズに2ランが飛び出して反撃するもカージナルス先発、マイルズ・マイコラスの粘りの投球の前に6回まで2得点にとどまった。。

4回以降は両軍ともに無得点で試合が進む。このままでは終われないカブスは最終回、2死からウィルソン・コントレラスがヒットで出塁するも後続が続かず今カードは連敗となった。勝利したカージナルスは先発のマイコラスが11勝目、オズーナの満塁弾がチームに良い流れを呼び込んだ。

© MLB Advanced Media, LP.