アスレチックス快勝 主砲・デービスが29号含む3安打

【ブルージェイズ2-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは1点ビハインドの1回裏にマット・オルソンの2点タイムリーで逆転に成功し、3回裏にはクリス・デービスの29号ソロ、マーク・キャナのタイムリー二塁打などで3点を追加。6回裏にはデービスのタイムリーでさらに1点を追加し、6対2で快勝した。アスレチックス先発のトレバー・ケーヒルは初回に先制を許したものの、6回99球2失点と試合を作り、今季3勝目(2敗)をマーク。7回以降はユスメイロ・ペティート、ジューリス・ファミリア、ブレイク・トライネンという強力リレーでリードを守り抜き、直近39試合で29個目となる白星を手にした。

この試合での勝利がボブ・メルビン監督にとってアスレチックスでの通算600勝目となった。メルビンは「我々はみんなチームの状態が良くなっていることを実感している。何か大きなことを成し遂げられる気がしているよ」とチーム状態の良さについてコメント。「いよいよ8月を迎えるけど、まだ多くの試合が残っている。これからも良い戦いをしていきたいね」と今後の戦いに向けての意気込みを口にした。地区首位のアストロズが直近10試合で4勝6敗、同2位のマリナーズが5勝5敗と勢いに乗れないなか、アスレチックスは7勝3敗と好調をキープ。アストロズまで5ゲーム差、マリナーズとは1ゲーム差という状況になっている。メルビンが語る「何か大きなこと」は実現するのか。アスレチックスの今後の戦いに期待したい。

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