カラスコ→ハンドで完封 インディアンスが接戦を制す

【インディアンス2-0ツインズ】@ターゲット・フィールド

インディアンスは先発のカルロス・カラスコが8回途中まで101球を投げて被安打4、奪三振10、無四球、無失点という見事なピッチングを披露。1点リードの8回裏一死からはブラッド・ハンドがマウンドに上がり、ツインズの反撃をシャットアウトして5アウト・セーブを完遂した。6回表一死一、三塁からダブルスチールを仕掛けて先制に成功(一塁走者のホゼ・ラミレスは盗塁死)したインディアンスは、9回表にヤン・ゴームスのタイムリーで貴重な追加点をゲット。好投したカラスコは今季13勝目(5敗)、ハンドは26セーブ目をマークした。

インディアンスが先制したのは一塁にラミレス、三塁にラジェイ・デービスを置いた6回表一死一、三塁の場面。ここでラミレスが二盗を狙い、捕手のミッチ・ガーバーが二塁へ送球する間に三塁走者のデービスが先制のホームに飛び込んだ。「僕はただ二塁へ進むことだけに集中していた。捕手が二塁に投げてくるとは思わなかったよ。デービスがとても足の速い走者だということはみんな知っているはずだからね」とラミレス。一方、デービスは「捕手の最初の動作を待っていたんだ。捕手が動き始めたから僕も動き始めたんだよ」と語り、狙い通りの先制劇であったことを明らかにした。

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