アスレチックスがついにポストシーズン進出圏内に浮上

【ブルージェイズ3-8アスレチックス】@オークランド・コロシアム

序盤から打線が繋がったアスレチックスがブルージェイズに8対3で快勝し、本拠地での3連戦をスイープ。1ゲーム差で追っていたマリナーズが敗れたため、ついにマリナーズを捉え、地区優勝争いとワイルドカード争いでともに2位タイに浮上した。アスレチックスは先発のショーン・マネイアが6回99球1失点と好投し、打線は2回裏にジョナサン・ルクロイのタイムリーで2点を先制。4回裏にはルクロイのタイムリー二塁打などで2点を追加し、6回裏にはまたしてもルクロイのタイムリーなどでリードを7点に広げた。3本のタイムリーを放ったルクロイは3安打4打点の大活躍。好投したマネイアは2年連続となる2ケタ勝利に到達した。

日本時間6月13日から4連敗を喫し、借金2を抱えて地区4位に低迷したアスレチックスだが、その後の40試合でなんと30勝10敗。同期間中の成績はもちろん両リーグ最高であり、マリナーズとの11ゲーム差を一気に縮めてポストシーズン進出圏内に登り詰めた。ボブ・メルビン監督は「彼は5日ごとに試合をしっかり作ってくれる。我々のエースだ。彼なしでは今の位置にいられなかっただろう」と語り、23先発で10勝7敗、防御率3.38と自己最高のシーズンを過ごしているマネイアの活躍を絶賛。マネイアの好投もあり、アスレチックスは今季のブルージェイズとの対戦を7戦全勝で終えた。

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