先発全員安打のアストロズが首位攻防3連戦に勝ち越し

【アストロズ8-3マリナーズ】@セーフコ・フィールド

アストロズは6番のマックス・スタッシ、7番のマーウィン・ゴンザレス、9番のジェイク・マリズニックがそれぞれ本塁打を放つなど、先発全員安打となる15安打8得点の猛攻でマリナーズ先発のウェイド・ルブランをノックアウト。投げてはダラス・カイケルが7回3失点と先発投手としての役割をしっかり果たし、敵地でのマリナーズとの首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。2回表にゴンザレスの7号ソロとマリズニックの8号2ランで3点を先制したアストロズは、4回表にもゴンザレスが8号ソロ、5回表にはスタッシが8号3ランを放ち、5回終了時点で6点をリード。その後、マリナーズの反撃をネルソン・クルーズの26号ソロによる1点にとどめ、8対3で快勝した。

ホゼ・アルトゥーベ、カルロス・コレア、ジョージ・スプリンガーと主力3人を欠く状況のなか、アストロズ打線が先発全員安打を記録して15安打8得点。地区2位のマリナーズとの直接対決3連戦に勝ち越し、ゲーム差を5に広げることに成功した。A.J.ヒンチ監督は「今日は本当に良い打席が多かったね。打線がよく繋がったよ」と試合を振り返り、主力を欠くなかで爆発した打線の頑張りを称賛。「打つべきボールをしっかり選ぶことができていれば、良い結果がついてくるんだ。打つべきボールを打ち、大きなダメージを与えることができたね」と快勝の要因を分析した。好投したカイケルは今季9勝目(9敗)をマークし、2年連続4度目の2ケタ勝利に王手。一方、マリナーズは先発のルブランが5回途中7失点と打ち込まれ、手痛い1敗を喫した。

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