長崎県内6地点も35度超の暑さ 12人が救急搬送

 県内は2日、大村で最高気温36・9度を観測するなど、6地点で最高気温35度以上の猛暑日となった。長崎市消防局によると、同市内で16歳の男子高校生がラグビーの部活動中に吐き気を訴え救急搬送された。熱中症とみられ、命に別条はないという。長崎地方気象台は県内に今年20回目の高温注意情報を出した。
 6地点は大村のほかに、佐世保(36・7度)、島原と口之津(各35・6度)、松浦(35・1度)、長崎(35・0度)。県消防保安室によると、午後4時までに県内で12人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。このうち、短期入院が必要な中等症が3人だった。

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