大谷2ホーマーの大活躍 エンゼルス連敗を4で止める

【エンゼルス7‐4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

主砲のマイク・トラウトを欠き、チームも4連敗中と苦しんでいるエンゼルスは打線のテコ入れを行った。大谷翔平を3番打者に起用して活性化を図った。メジャーで初の3番を務めた大谷はさっそく結果を出し、1試合2本塁打を含む4安打の大活躍でチームの連敗を止めた。

エンゼルスは初回、1死一塁から迎えた大谷が相手先発、マイク・クレビンジャーの直球をレフトスタンドへと運び、先制2ランを記録。先発のハイメ・バリアが序盤で3失点と一時は1点のリードを許す。そして迎えた3回、打席に立った大谷がフルカウントからの6球目の直球を今後はライトスタンドに叩き込み勝ち越しの一発となり、球場は大歓声に包まれた。その後は7回まで両軍とも無得点。試合の行方は8回のエンゼルスの攻撃で決まることになる。

8回、大谷がヒットで出塁すると2死一・三塁の場面からデービッド・フレッチャーのタイムリーで勝ち越す。その後もホゼ・ブリセーニョらもタイムリーで続きこの回一挙4得点を挙げて試合を決めた。勝ち越しを許したインディアンスは最終回にレオニス・マーティンが一発を放って3点差まで迫るも追いつくことができず、大事な初戦を落とした。

© MLB Advanced Media, LP.